オンキヨーデジタルソリューションズ株式会社は、テレビのHDMI入力端子に接続して、無線LAN経由で各種インターネットコンテンツをテレビで利用できるようにする”インターネット・スティック”「NT-A1」の販売を開始した。

NT-A1はスティックタイプのTVセット・トップ・ボックス。ARM Cortex A9プロセッサが実装され、Android 4.0に対応する。映像再生フォーマットはH.264、MPEG-2/4 AAC、VC-1、WMA、WMVに対応し、付属のプレイヤーで再生する。ほかにも動画閲覧ソフトや写真管理ソフト、ファイル共有ソフトなど付属アプリケーションが搭載されているが、Google Playには対応していない。

給電はUSB端子または付属のACアダプターで行う。本体サイズは90.5mm(幅)×34mm(高さ)×15.5mm(厚さ)で重さは約46g。記憶媒体として4Gバイトのフラッシュメモリーを内蔵する。microSDメモリーカードスロットも装備し、デジタルカメラで撮影した動画や静止画を再生することも可能。USB2.0ポートには市販のUSBハブを介してキーボードとマウスを装着できる。またオプションでリモートコントローラーも用意されている。

本製品は、既に2012年8月にAndroid 2.3を搭載したモデルとして発表していたが、今回、Android 4.0搭載に仕様を改めて出荷を開始した。価格は9980円で主にオンライン(オンキョーダイレクト)と販社から販売されている。

(山下香欧)