ヤマハ株式会社は、同社のデジタルミキサーで採用されている「Dante」用インプットラックRi8-DおよびアウトプットラックRo8-Dを2月に発売するとアナウンスした。価格はともにオープン。
Ri8-D/Ro8-Dは、同社のデジタルミキサーCLシリーズで採用したネットワークオーディオプロトコル「Dante」でのシステム構築の自由度を高めるインプットラックおよびアウトプットラック。
CLシリーズとI/OラックRio3224-D/Rio1608-Dのサウンドクオリティを維持しながら、コンパクトな1Uサイズを実現することで、より自由に設置場所や入出力数の配分を選ぶことができるようになったとしている。
組み合わせて使用できる製品はCLシリーズにとどまらず、M7CL、LS9、デジタルミキシングエンジンDME64NなどにAudinate製のMini-YGDAIカード「Dante-MY16-AUD」を装着することで、さまざま機器をDanteネットワークに接続でき、Ri8-D/Ro8-Dと組み合わせて使用できるようになる。さらにRi8-DのヘッドアンプをM7CLやLS9などからコントロールすることも可能だ。