Blackmagic Designは、同社のカラーグレーディングソフトウェア「DaVinci Resolve」の最新版「DaVinci Resolve 9.1」をリリースした。現在同社WebサイトよりDaVinci Resolve 9.1(Mac/Win/Linux) およびDaVinci Resolve Lite 9.1(Mac/Win)が無償でダウンロード可能。
http://www.blackmagicdesign.com/jp/support/

今回のアップデートではMacBook ProのRetinaディスプレイに対応、FCP Xのオーディション機能のためのXMLサポート、FCP XとFCP 7プロジェクト間で複数フレームレートが混在するXMLのインポート改良、Avid AAFやXAVC、AVCIntraファイルのサポート改善、DNGファイルフォーマットをACESカラースペースのワークフローでRAW素材をグレーデングできるCinemaDNG Input Device Transform(IDT)など、新機能追加や改善が行われている。主な新機能は下記の通り。

  • Apple Macbook Retina サポート
  • FCP X オーディションのXML サポート
  • Resolve、FCP X およびFinal Cut Pro 7間で、さらに効率的なワークフローを実現するXML の統合
  • DeckLink 4K Extremeとの統合
  • RAW素材を ACES ワークフローでグレーディングできる、CinemaDNG Input Device Transform(IDT)
  • MXF オーディオレンダリング のためのAAF 生成
  • 改良したフレーム・秒単位でのオーディオ・チェイス機能
  • パワーマスタリング使用時のタイムラインオーディオのサポート
  • Sony Raw F55/F5 ファイルの再生サポート
  • Sony CineAlta SStP ファイルのレンダリング時間の向上
  • Red Mysterium-X Monochrome センサー (ソフトウェアデコードのみ)の再生サポート
  • DNxHD 100の再生・レンダリングサポート
  • ARRIRAW ヘッダーからの最新ASC CDL メタデータ抽出
  • マットクリップがMedia Pool内で複数クリップにアサイン可能に
  • プリファレンスの設定でRed Rocket が無効化が可能に
  • NTSC DV 再生サポート ( 4X3 および16×9 )