米Nano Tech Entertainmentより、4K UHDコンテンツ再生用プレイヤーの外観がお披露目された。一般家庭用のボックスタイプ「NP-1」とマウントタイプ「NP-C 」の2モデルが揃う。価格は299.00ドル。

イーサネット/Wi-Fi経由で6Mbit/s~10Mbit/sのストリーミング再生ができる。秋にはサービスを始めるNanoFlix UHDチャンネルから、映画作品などのコンテンツを4K@60p解像度で楽しめる。

NP-1メディアプレイヤーは約7.5×10センチ四方のボックス型。NP-Cはマウント羽がついて幅が15.25センチになる。クアッドコアARM Cortex-A15ベース GPU 72コア搭載のパワフルなNVIDIA Tegra 4モバイルプロセッサを実装し、H.264 High Profile 4K UHD動画再生に対応する。2GB DDR RAM、16GB内部SSDに、MicroSD/USB対応の外部ストレージと接続することができる。Android 4.2を搭載しており、Webブラウズ、ビデオチャット、インターネットラジオに、Google PlayやNVIDIA TegraZoneTMの3Dゲームも3840×1080 @ 30fpsで楽しめるという。ボックスには、NetFlix、Hulu、Amazon、YouTube、Nanotech video Playerといったビデオストリーミングサービスのアプリがプリインストールされており、HD解像度でのテレビ番組や映画コンテンツも視聴でき、SNSアプリ、ビデオチャットアプリ、ゲームアプリもボックスに同梱される。

 

現在の4K UHDストリーミングはAVC(H.264)コーデックベースだが、今後HEVC(H.265)デコードに対応する予定。ストリーミング帯域が6Mbpsだとオリジナル画質より多少劣化が生じるという。

 

Wi-Fiのほか、Bluetooth、ワイヤレス(赤外線)通信にも対応。付属にワイヤレスリモコンが同梱されている。オプションにはキーボード付のリモートコントローラ「RF-10」や、ゲームプレイ向けに3軸モーションセンサーを採用したゲーム用コントローラ「GP-1」も用意されている。出荷は来月より。現在、予約販売をオンラインで行っている。

(山下香欧)