6月に続いてApple TVのソフトウェアアップデートが実施され、「VEVO(ヴィーヴォ)」「Disney Channel」「Disney XD」「Smithsonian Channel(スミソニアンチャンネル)」「The Weather Channel(ウェザーチャンネル)」が視聴できるアプリが追加された。
Apple TVのコンテンツ拡充については以前から噂があり、音楽チャンネルVEVOからもモバイルデバイスへの提供について、PS3と並んでApple TVの名前が出ていたところだった。
VEVOは米国で3番目に視聴が多い音楽動画サイト。Apple TVユーザーはVEVOアプリ経由で、HD画質の音楽ビデオ7万5000タイトル、他のメディアでは見られないオリジナル番組やライブコンサートなど、テレビ放送と同じように年中無休の「VEVO TV」チャンネルが視聴できるようになる。
Disneyの2チャンネルについては直接登録して観られるのではなく、ケーブルテレビまたは衛星テレビのプロバイダーへの加入による認証が必要である。両アプリでは、ライブテレビチャンネルに加えて、オンデマンドのコンテンツも視聴できるようになっている。
Apple TVは前回のアップデートで追加したESPNとHBO Goと合わせて短期で7チャンネルを追加し、OTTテレビのセットトップボックスとして競合製品のRokuを追い上げようとしている。Rokuでは、VEVOとSmithsonianは既に利用できるようになっている。
(山下香欧)