MINIX社製Android 4.2.2 OS搭載のメディアハブボックス
株式会社J.COTTは、全国ケーブルテレビ事業者と連携展開する「COTT(ケーブル・オーバー・ザ・トップ)」のサービス開始までのスケジュールを明らかにした。現在、全国約120社のCATV局と共に実証実験を進めており、今月にはサービスの申し込みを開始するという。12月にはスマートフォン・タブレット向けサービスを開始し、来年3月にCOTT-BOXを使った本格的サービス「J.COTTスマートTV」サービスを開始する見通しだ。
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COTTは、独自Android OS搭載のセットトップボックス「COTT-BOX」を介して、テレビ受像機をスマートTV化するもの。ケーブル事業者で独自のホームインタフェースを構築でき、VODのほか、アプリやコンテンツを提供できるようになり、個々にサービスに対して課金することで新たな収益元が期待できる。
また、非CATV加入者およびケーブルそのものを引き込まれていない物件への、サービス展開も可能だ。COTT-BOXは現在、MINIX社製のAndroid 4.2.2 OS搭載のメディアハブボックスを採用する予定。
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またJ.COTTはジャパンケーブルキャストとアクトビラの3社で、次世代ケーブルテレビ向けIPプラットフォーム事業展開で連携していくことも発表した。
(山下香欧)
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