着実に進化しているグーグルグラス。このファームウェアのアップデートが12月18日に発表された。
画面をロックする機能や、ハングアウトメッセージ機能が可能になり、グーグルグラスで撮った映像を“シェアして”と音声認識でYouTubeにアップロード出来る。またGoogle Play Musicで自分のステーションが使え、さらにウィンク(瞬き)で写真が撮影できるようになった。このウィンクで写真がとれる機能は、グーグルにとって“手始め”だという。たとえばショッピングやタクシーの支払いの際、レジやメーターに表示された金額を見つめてウィンクするだけで決済できるといった応用編も今後、開発視野に入れているという。
さらにiOSデバイスに対応することになり、ターンバイターンナビをはじめメッセージアラートなど、iPhone、iPadにグーグルグラス側をスクリーンキャストできる。
新ファームウェアはWi-Fiスポットにいれば自動的に本体へダウンロードされ、iOSデバイス用アプリ「MyGlass for iOS」は、App Storeから無料でダウンロードできる。
そのほかにも新しいGlasswareがリリースされた。最新情報を読めるウォールストリートジャーナル、天気警告をしてくれるウェザーアラート、RSSフィードをアップデートしてくれるWinkfeedなど。
グーグルグラスは来年中に一般購入できるようになる予定。
(山下香欧)