リーダー電子株式会社は、日本国内における地上波、CATV、BS、110°CSデジタル放送に対応したチャンネル信号測定装置“シグナルレベルメーター”「LF 10」を2013年12月25日より発売する。価格はオープンで、市場想定価格は8万円前後の見込み。

LF 10は、Wi-Fiインターフェース(IEEE 802.11b)を標準装備し、スマートフォンで日本国内の地上デジタル放送(ISDB-T)、衛星放送(ISDB-S)のレベル、BER、MER(C/N)測定、CATVデジタル放送(QAM)のレベル測定や操作が可能。アプリは無償でGoogle Playよりダウンロードできる。対応スマートフォンOSはAndroid 2.3以上で、iOS版は現在検討中。スマートフォンのGPS機能と連動して、測定場所の位置情報を取得することも可能だ。

測定結果は表形式データ(CSV)で保存でき、PCの表計算ソフトなどを使用して測定データの整理が行える。また、一定時間ごとにレベル、BER、MERを自動測定して記録するデータロガー機能も搭載しており、簡易なエラー監視にも利用できるという。