IMFコンテンツファイル(4096x2160p 23.98Hz)をSEIKI 4K UHDTVにて再生(3840x2160p24Hz)
米アーキメディア・テクノロジーはNAB2014にて、昨年IBCやSMPTEで話題となった、JPEG2000やデジタルシネマフォーマットまで再生できるリファレンス・プレイヤーの「Archimedia Master Player」の新バージョンを展示している(StartUp Loft内/C2453)。
Archimedia Master Playerは、様々なフォーマットのビデオファイルをマスターグレード精度で既存のディスプレイに再生できる。DPXやTIFFといった連番ファイルからSMPTE IMFまで、HDMIおよびSDI(HD-SDI/3G-SDI)経由でディスプレイやプロジェクターに再生できる唯一のプレイヤーツールだ。従来のVTRのようにRS-422経由のコントローラでジョグ/シャトルしながらオーディオスクラブなども対応、またテストパターンでアスペクトからクロッピング、カラーなどのチェックが行える。
最新バージョンでは4K/60p/HEVCやXAVC、そしてWindows Mediaに対応。HD-SDIおよび3G-SDI経由でモニターに接続している場合、非標準ピクチャーサイズの映像は黒帯でセンタリングして再生できる。会場ではFox Studiosから提供されたJPEG2000および4K/60p/HEVCのコンテンツやIMFコンテンツなどを4K UHD TVにて再生している。
アーキメディアは、ソフトウェア単体のほか、HDMI(4K@60Hz対応)、RS-422が装備されたターンキー(ワークステーション)でも提供している。ターンキーにはMaster Playerに、70種のテストパターン(4:4:4 12bitまで可能)を追加できる。オプションでHD-SDI/4K-SDI/4x4K-SDIカードやファイバチャンネルを加えられる。
(山下香欧)