Googleは、テレビにHDMIを接続してYouTubeなどの動画が楽しめるメディアストリーミング端末「Chromecast(クロームキャスト)」の日本国内での発売を開始した。価格は税抜4,200円。
クロームキャストをテレビに接続することで、スマートフォン上のYouTubeやGoogle Playなどのアプリで再生中の番組をテレビに出力できる(最高1080p)。ストリーミング帯域は標準画質で1.5Mbps以上、HDで3Mbps以上が必要となる。
オンラインではGoogle PlayやAmazonから購入できる。店頭販売はビックカメラ、ヤマダ電機グループなど。国内販売されるクロームキャストは定額制ビデオ配信サービスにも対応する。dビデオ(NTTドコモ)のアプリでは既にサービスを開始しており、auビデオパス(KDDI)のアプリは6月上旬にサービスを開始予定。
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Roku Streaming Stick
クロームキャストは米国で昨年7月より35ドルで発売された。専用アプリで設定するだけで、スマートフォン、タブレット、ノートパソコンからテレビ番組、動画、音楽などのお気に入りオンラインコンテンツをテレビ画面に映すことができるとして、発売当初は爆発的な人気で直ぐに在庫切れとなった。現在米国では、対抗馬としてRokuからコントローラー付のRoku Streaming Stickが発売されている(49.99ドル)。
(山下香欧)
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