Blackmagic Designは、同社のカラーグレーディングソフトウェア最新版「DaVinci Resolve 11」のパブリックベータ版を公開した。今回のバージョン11では、オンライン編集機能の大幅な向上、コンテクスト・センシティブ(状況依存型)トリミング、オンセット・ファイルクローン、フォトグラファースタイルのカラーグレーディングツール、複数ユーザーが同じタイムライン上で同時に作業が行えるコラボレーティブ・ワークフローなどが含まれる。パブリックベータ版は同社のウェブサイトから無償でダウンロードできる。ダウンロードは以下より。
http://www.blackmagicdesign.com/jp/support/family/10

同社のCEO、グラント・ペティ氏は次のようにコメントしている。

ペティ氏:今回のDaVinci Resolve 11は、大幅なアップデートとなります。この新しいパブリックベータ版を発表できることを本当に嬉しく思っています。

DaVinci Resolveに新しい編集機能を追加して以来、ハイエンドの映画やテレビ番組を制作するエディターの皆様から、素晴らしい反応を得ています。私たちはお客様のフィードバックを反映させ、この度DaVinci Resolveはフル機能を備えた素晴らしいオンライン編集ツールとなりました。もちろん、この製品の発売に合わせ、私たちは今後も素晴らしいカラーコレクションツールやオンセットツールを追加していく予定です。今回のアップデートは、私たちがこれまでに発表したDaVinci Resolveの中で最高のバージョンです。私たちは今回のアップデートを、すべてのDaVinci Resolveユーザーの皆様に無償で提供致します。世界で最もエキサイティングなオンライン編集機能へ、無料で移行できるのです!