iPhoneに光センサーを取り付けてDSLRのライトメーターになるLuxi(ラクシー)。フロントカメラにLuxiの光拡散ドームを留めたiPhoneを被写体の横に置くと、照度計アプリが連動して、シャッター速度、ISO感度、絞り設定値を教えてくれる優れものだ。
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カメラ自身が内蔵しているライトメーターは、被写体などに反射した光を計算する形式のもので、例えば夕焼けや逆光などの撮影シーンで適当な照明がない場合、露出オーバー/アンダーの画像になってしまう。Luxiのような入射光式であれば、被写体などに届く光をキャッチして測定する。市販されているプロフェッショナルの入射光タイプのライトメーターと同様に、180度で光を感知する。
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高級センサーと同じ正確な測定値
このLuxiには今、マルチデバイスで使えるモデル“Luxi For All”が新しく加わろうとしており、キックスターターで資金集めを実施している。この新モデルはiPhone以外のiOS、Android OSのモバイルデバイスで使えるようになっており、プロテクションケース上からでもLuxiを装着できるようになっている。予定では最初の出荷が始まるのはこの秋から。価格は20ドル程度。Luxiアプリは無償。
(山下香欧)
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