EF-S24mm F2.8 STM
キヤノンは、同社EFレンズの新製品として「EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM」を2014年12月下旬に、EF-Sレンズシリーズにおいて最薄・最軽量のパンケーキレンズ「EF-S24mm F2.8 STM」を2014年11月下旬に発売する。希望小売価格は、EF24-105mm F3.5-5.6 IS STMが税抜70,000円、EF-S24mm F2.8 STMが税抜23,000円。
EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM
EF24-105mm F3.5-5.6 IS STMは、同じ画角の標準ズームレンズである「EF24-105mm F4L IS USM」より2割ほど軽量なズームレンズ。シャッター速度換算で4段分のIS(手ブレ補正機構)を搭載し、暗い環境下でも高画質を実現するとしている。さらに、通常撮影と流し撮りとを自動で判別し、撮影状況に最適な手ブレ補正モードへ自動で切替えが可能。カメラのAFモードがワンショットAFの場合、AF合焦後にフォーカスリングを回転させるだけでマニュアルフォーカスが可能な、フルタイムマニュアルフォーカス機構を搭載。また、ズーム全域で最短撮影距離0.4m(最大撮影倍率0.3倍、焦点距離105mm時)を実現している。
EF-S24mm F2.8 STMは、100円玉硬貨の直径とほぼ同じ幅の全長22.8mmで、質量は約125gと軽量でコンパクトな設計。同社のデジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss X7」との組み合わせにより、500mlのペットボトル飲料とほぼ同じ重さの約495gとなる。APS-CサイズのCMOSセンサーを搭載するレンズ交換式カメラに装着した時の焦点距離イメージは約38mm。最短撮影距離は0.16mで、表面のレンズから約9cmまで近づいて撮影が可能。撮影倍率は最大0.27倍。また、ガラスモールド非球面レンズを含む5群6枚の光学設計により、開放絞り数値F2.8の明るさを実現している。