ブラックマジックデザイン株式会社は、VFXソフトウェア「Fusion 7」の紹介セミナーを東京・虎ノ門にある株式会社Too内Gallery Tooにて、12月16日〜17日に開催。本セミナーでは、InterBEE2014のハイライト、DaVinci Resolve 11とFusionの編集機能の紹介や、テレビCMや劇場映画のビジュアルエフェクトなどで活躍しているVFXスーパーバイザーの井上英樹氏を招いたトークセッションが行われていた。
DaVinci Resolve 11の機能紹介を行うブラックマジックデザイン株式会社の柏崎美樹氏
本セミナーでは、ブラックマジックデザイン株式会社の柏崎美樹氏によるDaVinci Resolve 11でEXRファイルとして書き出したファイルの各ノードを活かしたカラーグレーディングや、OpenFXプラグイン適用などの新しい編集機能を中心に、編集のデモンストレーションが行われた。
VFXスーパーバイザーの井上英樹氏によるFusion 7のデモンストレーション
Fusion 7の機能紹介では、ノードベースやグループノードのワークフロー、ポリラインとマスクなどの紹介を行った後、Fusionを使い始めて15年経つという、VFXスーパーバイザーの井上英樹氏によるデモンストレーションが行われた。
デモンストレーションでは、サブビューで波形モニターを確認しながらのカラーコレクション、ビューアーでスコープを確認できる機能、3D環境におけるプリミティブでのクイック3D制作、合成プロセスなどを紹介していた。
Fusion 7は、ペイントとトラッキング機能の変更がリアルタイムで可能な点も特徴だ。セミナーでは、トラッキングデモンストレーションでパーティクル機能などの紹介も行っていた。