SanDiskは、スペイン・バルセロナで2015年3月2日~5日(現地時間)に開催されている携帯通信関連見本市「MWC 2015」にて、世界初とも言える200GBの許容量を持つmicroSDカードをリリースした。価格は400ドル。遅くても年末前には発売する予定で、発売時にはSDカード変換アダプターと10年保証がついてくる。

SanDiskが一般公開した新製品はUltra microSDXC UHS-Iメモリーカードのプレミアムエディション(Class10)で、約20時間分のフルHDのビデオを保存しておくことが可能な容量。転送速度は最高90MB/sで、発表文の説明によると1分で1,200枚の写真データをカードに記録できるようだ。

サンディスクは昨年秋に128GBのUltra microSDXC UHS-Iのプレミアムエディションを発売した。価格は12,700円程度。今回発表した新しいメモリーカードの容量は既存の最大容量、および対費用もはるかに上回るだろう。

(山下香欧)