英Timecode Systems社は、2015年4月13日から16日(米国時間)の期間中に米国ラスベガスで開催されるNAB2015に出展する(セントラルホール/C1134)。
同社ブースでは「:pulse」を初出展。:pulseは素早くタイムコードやゲンロックを生成し、複数のiPadとWi-Fiで正確に同期することができるタイムコード/メタデータ・ハブだ。ワイヤレスでカメラ操作およびステータスのモニタリングを可能にし、全てのメタデータとレンズ制御システムへiPad 1つでアクセスする機能をARRI Alexaユーザーへ提供する。
また、クラッパーボード(カチンコ)の利便性や機能性を兼ね備えた、Denecke社との共同開発で誕生した「Denecke TS-TCB」スレートも登場。テイクの始まりをマークするために本物のスレートによるクラップが求められる現場向けに、Denecke社のTS3スレートとTimecode Buddy wifi masterの機能を統合。Timecode Systems社最高経営責任者(CEO)のPaul Scurrel氏は次のようにコメントしている。
Paul Scurrel氏:私たちはDenecke社と一緒に協力し、市場で最も強力な「インテリスレート」が完成しました。この製品はユーザーに本物のスレートが持つ利点を提供することはもちろん、Timecode Buddyシステムによる双方向通信を可能とします。NAB Show 2015にて、他のTimecode Buddy製品と同様に、タイムコードおよびメタデータを簡単に「生成」「同期」「共有」できるDenecke TS-TCBスレートを体験することができます。