Post|Production Worldの一連として、無料一般公開されるセッションの1つ「How I Got the Shot」が2015年4月13日から16日(米国時間)の期間中に米国ラスベガスで開催されているNAB2015の初日13日と14日の17時から開催されている。会場はノースホールN259。
本セッションはソサエティ・オブ・カメラオペレーターズ(カメラマン協会)の会員たちが登壇し、手がけた映画やテレビ番組の作品の素晴らしいシーンをスクリーンに再現しながら、撮影の背景を解説する。息をのむようなイメージはどのように撮られたか、登壇者からテクニックやティップスが学べる。
スクリーンに投影されるのは、映画「インセプション(INCEPTION)」、「マン・オブ・スティール」、「ディレクターズ・カット」やパイロットからの非公開シーンも特別公開される予定。これら作品のシーンを観ながら、当時のカメラオペレーションについて語られる。
モデレーターは、カメラマン協会を代表するマーク・オーガスト氏。オーガスト氏はアメリカ海軍にて戦闘カメラマンとして25年間務めた。2日間(2回)で登壇するパネリスト達がクレジットされている作品は、「ミッション:インポッシブル 5」、「ホームランド」、「キャプテン・アメリカ」、「300〈スリーハンドレッド〉~帝国の進撃~」、「マッドマン」、「アメリカン・ホラー・ストーリー」、「プライベート・プラクティス」、「ボーン・レガシー」など。
(山下香欧)