NAB後初のプライベートショーを今年も開催!
株式会社朋栄は、5月14日(木)及び15日(金)の二日間、東京・恵比寿の同社本社にてNAB2015に出展した新製品の内覧会「FOR-A Post NAB 2015」を開催した。また、同社関連会社のビジュアル・グラフィックス株式会社による内覧会も併催している。
同展示会では、NABにて初展示となった高速度カメラFT-ONE-S、ビデオスイッチャHVS-2000などの4K対応製品を中心とした展示が行われた。
高速度カメラFT-ONEの新モデル「FT-ONE-S」。従来機も小型化されている。カメラヘッドが分離でき、これまで難しかった位置や角度からの撮影が可能となった。マルチフォーマット化により4Kライブ制作にも対応
NABで参考出展されていたフリッカーコレクタ「FC-ONE」。撮影時に発生したフリッカーをリアルタイムで除去する画像処理プロセッサ。2015年9月発売予定
2M/Eビデオスイッチャ「HVS-2000」は、6M/E相当のビデオスイッチャとしても機能
本体には7インチのタッチパネルGUI付きコントロールパネルが搭載されている
8K/4K対応ルーティングスイッチャ「MFR-3000」。入出力カードは最大各8枚まで実装可能で、最大64入出力に対応している
MFR-3000のフロント部分には、操作性を向上させるためのコントロールパネルを搭載。IPアドレスなどの設定が行える
LTOサーバ「LTS-60」とLTOサーバ用素材ファイル管理ソフトウェア「LTS-MAM」。新たにApple ProResコーデックプラグインが搭載され、ProResの4Kにも対応している
LTO-6ドライブを搭載したマルチフォーマット対応のビデオアーカイブレコーダ「LTR-200HS6」。AVC-Intra 100Mbpsや、Avid DNxHD 220Mbps 10-bit、Apple ProResに対応している
ファイルベーストータルソリューション 「MediaConcierge for Cloud」。共同制作・時間軸メタデータに対応しており、クラウド上でも利用可能で、権限設定を行うこともできる。NABの会場では展示していなかったが、今年のInterBEEでは参考出展を行う予定だという
IPへの取り組みとして、株式会社メディアグローバルリンクスとの協業展示としてベースバンド、IP、ファイルベースを統合したソリューションの展示を行った
また、併催されていたビジュアル・グラフィックス株式会社による内覧会では、プロジェクトマネージメント共有ストレージXStream EFSや、マネージメントシステムEditShareなどの展示が行われていた。
プロジェクトマネージメント共有ストレージ「XStream EFS」。ノードを追加することで100TBから5PBまで容量をスケールアップすることが可能
EditShareの共有ストレージ及びアーカイブソリューションに完全に統合された 最新のインジェスト及びブラウジング環境を提供するマネージメントシステム
Google ChromeのWebブラウザで利用可能なWebブラウザマネジメント「EditShare:AirFlow」。AirFlow3.2からはAirFlowクライアント側にオリジナル素材およびプロキシをダウンロードする機能が追加された