EDIUS Pro 8

グラスバレーは、来る2015年7月2日(木)~7月3日(金)、福岡国際センターにて開催される「九州放送機器展2015」に出展する(ブースNo.K-77)。同社ブースでは、“Get on the right path with Grass Valley”をテーマに各種放送ソリューションのデモンストレーションをはじめ、カメラ、編集機、ビデオサーバー、リプレイを中心としたトータルワークフローの展示を行う。主な出展内容は下記の通り。

(以下プレスリリースより引用)

■ノンリニア編集システム

EDIUS 8
ユーザービリティの更なる向上、最新のオペレーティングシステムとの利用を想定した新GUIを搭載。コンテンツ管理アプリケーション「GV Browser」では、コメントやレーティングなどのメタデータを登録でき、簡単操作で検索できます。登録内容はソースブラウザー上にも表示されるため、素材の管理に最適です。H.264ハードウェアアクセラレーションデコードが使用出来るようになり、4K編集を行う場合などで、パフォーマンスが大きく向上します。

HDWS 4K
ネイティブ4K対応モデルとして初めてラインナップされた次世代ターンキーシステムのフラッグシップモデルです。最新のスペックを備えたワークステーション、4K/60p SDI出力に対応したプレビューボード、EDIUS Pro 7をベースとした業務用ノンリニア編集ソフトウェア「EDIUS Elite 7」の組み合わせで、快適な4K編集環境を構築することができます。

■リプレイシステム

K2 DynoS
シンプルな運用と操作性を追求したファイルベースのリプレイシステムです。液晶タッチパネルとカラフルなボタン、Tバー有したDyno Sコントローラーと、多様なコーデックをサポートするパワフルなメディアクライアントK2 Summit 3Gで、素早いハイライト作成から送出に至る迄ライブプロダクションに求められる素早いリプレイフローを実現。最新パッケージでは、LDXカメラシリーズによる6倍速ウルトラスロー、4K映像サポートだけでなく、パン・ズームしながら4K映像からHDへリアルタイムスケーリング可能な新機能が実装されています。

◇主な新機能◇

  • LDX Xtreme Speedによる6倍速ウルトラスロー
  • LDX 4K/UHDによる4Kリプレイ対応
  • タッチディスプレイでパン・ズームさせながら4KをHDへリアルタイムスケーリング可能な新アプリケーション”Dyno Zoom”
■デジタルディスクレコーダー

T2
最新の技術を結集したデジタル・ディスクレコーダー「T2」は、イベント、放送、編集の現場で必要とされる機能を、ハードな使用に堪える頑丈さとともに凝縮。Grass Valley HQコーデックによる、高画質フルHD映像の長時間録画を実現しています。入出力インターフェースとして、1入力2出力のHD-SDIを備えています。

■カメラ

LDX 80 Compact
ハイエンド放送用システムカメラLDXシリーズと同じ画質とすべてのコントロール機能をより小さなパッケージで提供します。これにより、従来スペース上の制約からシステムカメラの設置が難しかったアングルでも、同レベルのクオリティの映像を撮影することが可能になります。

LDX 86 series
グローバルシャッター方式CMOSセンサーを搭載したLDXカメラシリーズに待望の6倍速ウルトラスローモデルが追加されました。K2 Dynoリプレイシステムとの組み合わせによるパーフェクトなインスタントリプレーソリューションを実現します。

■マルチビューワー/ルーター

Kaleido series
スタンドアローンやモジュラー構成のほか、専用ケーブルによるルーターとのインテグレ―ションも可能なマルチビューワーです。4KやIP入力にも対応した豊富なラインナップを誇り、高品質なスケーリング技術により確実なモニタリングを実現します。

NVISION Compact
8×8, 1RU~64×64, 2RUで3G/HD/SD/アナログビデオ、AES/アナログオーディオおよびRS-422に対応したコンパクトルーターラインナップです。モニターセレクターなどの用途のほか、小規模なシステム用としても最適です。

■ビデオサーバー

※参考展示
グラスバレーの次世代ビデオサーバーとして、EWGNAS2 / EWGS-L100の機能を引き継いだビデオサーバーを展示。高いコストパフォーマンスのネットワーク編集環境を構築できるオールインワンのファイルシステムサーバー&ストレージシステムです。HD/SD素材の共有や渡り編集、時差編集など、ネットワーク編集の特性を活かしたワークフローの構築が可能です。