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日差しの強い屋外でiPhoneを使ってビデオを撮ろうとしても、スクリーンが暗くて 何を映しているのかが全く見えないことがよくある。せめてビューファーがあればと思うことだろう。
新しくクラウドファンディングを騒がしているのは、撮ってすぐにソーシャルネットワークで共有でき、編集やフィルターなどのアプリが使えるデジタルデバイスのメリットと、エルゴノミクス設計でローファイなカメラの良さを掛け合わせた、シネマティック・スマートケース「Lumenati CS1」である。
![150817_lumenati_sideback](https://d3hhutmcavcnbo.cloudfront.net/pronewscore/wp-content/uploads/2015/08/150817_lumenati_sideback.jpg)
幅約15.2センチ、高さはハンドル込で約17.8センチ
本ケースはiPhone 6もしくは今秋に発売予定のiPhone 6s専用となっており、見た目通り、レガシーな8mmフィルムカメラの姿に変える。iPhone 6をケースのスロットに挿入し、専用アプリで設定とコントロールが行える。アプリからは露出とフォーカスをマニュアルでコントロールできるほか、編集したり直接ソーシャルサイトにアップロードできる予定。
軽量なポータブルユニットで、フィルムカメラで撮るスタイルでトリガーボタンを押してビデオを撮ることができる。コールドシューが上部についており、マイクやライトといったアクセサリーを装着でき、スティディショットをサポートするハンドルが付けられる。またフォーカスアイピースで、照度が激しい場合でも撮影内容を確認できる。
![150817_shooting](https://d3hhutmcavcnbo.cloudfront.net/pronewscore/wp-content/uploads/2015/08/150817_shooting.jpg)
アプリのビデオ設定、制御機能
![150817_edit](https://d3hhutmcavcnbo.cloudfront.net/pronewscore/wp-content/uploads/2015/08/150817_edit.jpg)
アプリの編集機能
![150817_capture](https://d3hhutmcavcnbo.cloudfront.net/pronewscore/wp-content/uploads/2015/08/150817_capture.jpg)
バッチキャプチャ機能も搭載予定
レンズはフィルター径58mmサイズの交換レンズ式で、各レンズ構成は5枚のエレメントとなっている。F値2.2、裏面照射CMOSセンサー、自動画像スタビライゼーション、露光制御、ハイブリットIRフィルターといったiPhone側で既に備える技術仕様を合わせてクオリティ良いビデオ撮影に挑める。
![150817_lenz](https://d3hhutmcavcnbo.cloudfront.net/pronewscore/wp-content/uploads/2015/08/150817_lenz.jpg)
すでに目標の資金は調達しており、現在はボディカラーをベースの黒以外のカラフルな色が揃えられるよう、活動を進めている。発売時期は来年2月頃の予定。価格は本体とハンドル、9モデルの広角レンズ、2個の望遠レンズとストラップが付いたパッケージで339ドル(先行予約価格)。
![150817_allset_Lumenati-CS1](https://d3hhutmcavcnbo.cloudfront.net/pronewscore/wp-content/uploads/2015/08/150817_allset_Lumenati-CS1.jpg)
(山下香欧)