4K UHD XJive PROシリーズのOTH038/OTH041モデル
伊藤忠ケーブルシステム株式会社は、同社が取り扱うターボシステムズ株式会社の4K UHD XJiveプレイヤー「4K UHD Xjive Player」用ファームウェアVer.1.13を公開した。
今回のアップデートにより、ジャパンマテリアル社製ジョグホイールコントローラ「Shuttle PROv2」に対応となり、これまでのテンキーでは対応していなかった動画ファイルのコマ送り/コマ戻しや早送り/早戻しが行え、フレーム単位でのコマ送りが可能だ。ただし、フレーム単位で移動できるのはIntra frameのみの映像データだけだという。同ファームウェアはターボシステムズのWebサイトから無償でダウンロードが可能。アップデート方法の詳細およびデータのダウンロードは以下より。
http://www.turbosystems.co.jp/xjive/xjive-support.html
また、フレーム同期再生を行う有償オプション「XThink」を2015年8月末頃に販売開始予定で、価格は未定。XThinkは、XJive PlayerをLANケーブルで接続することで再生同期化し、複数のモニター映像を1つの映像であるかのように再生可能。XJive Player 4台をXThinkで接続することにより、8K映像データを4面マルチディスプレイで再生することも可能だ。
また、同期可能なプレーヤ台数に制限がないため、4台以上のXJive Playerを同期再生することも可能。XJive Playerを数十台以上のマルチディスプレイ対応サイネージプレーヤーや8Kプレイヤーとしても利用できるとしている。再生する映像データは事前に分割し、各XJive Playerへ配置しておく必要がある。XThinkには、映像の分割/エンコードを行う「SplitEncoder」というコマンドラインツール(Windows版/Linux版)が付属している。