ヒビノ株式会社は、同社が取り扱うJBL PROFESSIONALのパワード・スピーカー「EON600 Series」を2015年9月3日より発売するとアナウンスした。メーカー希望小売価格は以下のとおり。
商品名 | 標準価格(本体) | 形式 | 低域ドライバー径 | 発売日 |
EON610 | 77,000円 | 2-Wayパワード・フルレンジ | 10インチ | 2015年9月3日 |
EON610 | 88,000円 | 12インチ | ||
EON610 | 95,000円 | 15インチ |
EON600 Seriesは、高域にJBL独自のイメージコントロールウェーブガイドを搭載し、EON612、EON615には新開発のウェーブガイドのパターンコントロールアパチャーを搭載している。中域の指向角度を大きく拡張することで、エリア全域で高域~低域をなめらかに接続し、聴く位置によらず、継ぎ目のない自然な音質を実現したとしている。ドライバーも新たに開発されており、歪みのない中低域を高音圧で出力する。パワーアンプは、クラスD、高域300W、低域700Wのバイアンプ駆動。
EON615に搭載されたイメージコントロールウェーブガイド(上部分)とパターンコントロールアパチャー(下部分)
2chのミキサー機能を内蔵しており、入力はマイク/ライン・レベルの切り替えが可能なXLRと標準フォーンプラグ対応の複合型端子。信号を外部に出力するためのTHRU端子も装備している。また、用途に応じたイコライジングがボタン一つで適用可能なEQプリセットを搭載し、「メイン」「モニター」「スピーチ」「サブウーファー併用」の4種類から選択可能だ。
「EON Connect」の操作画面
また、EON600 Seriesをワイヤレスで制御するための、iOS/Android OS端末用アプリケーション「EON Connect」は、Bluetoothで接続した端末から、EQプリセットの切り替えやマスターボリュームの調整や、本体では操作できない3バンド・パラメトリックEQ、高域/低域のシェルビングEQ、ディレイの設定が可能。1つの端末から4台までのスピーカーを個別に制御でき、スピーカー間で設定の内容の共有も行える。EON Connectのアプリダウンロードは以下より。