米Amazonは今月17日、アップグレードしたFire TV製品を発表した。HDMIスティック型のストリーミングデバイス「Fire TV Stick」は音声リモートコントロールが、そしてFire TVボックスはハードウェア処理の向上で4K/HEVCストリーミング再生が可能になった。加えてAlexaという音声アシスタントも実装する。

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Fire TVボックスのハードウェア仕様は、クアッドコアプロセッサ、2GB RAM、8GB ROMで、インターフェイスにmicroSDカードスロット(最大128GB)、Ethernetポート、Wi-Fi ac(2×2 MIMO)を装備。プロセッサなどのハードウェアを最新のものを揃え、処理性能を既存のボックスよりも75%も向上させた。

先行予約販売は発表当日9月17日より始まっており、Fire TVボックスは99.99ドルで10月5日から、Fire TVスティックは専用リモコン「Fire TV Voice Remote」付きで39.99ドル。こちらは10月22日から出荷が開始される予定。FireTVのゲームエディション(140ドル)には、新デザインのゲームコントローラーに32GB のmicroSDカードがついてくる。

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更にAndroidタブレットFireシリーズも新モデル「Fire」、8インチの「Fire HD8」、10インチの「Fire HD10」とFireにシリコンバンパーを付けた「Fire Kids Edition」が登場。いずれもAndroid 5.x(Lollipop)ベースのFire OS 5を標準搭載している。Fireタブレットの価格は$49.99。米国内での発売予定日は9月30日。

(山下香欧)