Blackmagic Designの発表によると、香港のマルチナショナル・ブロードキャスター、フェニックス衛星テレビ(鳳凰衛視)の北京放送局にDaVinci Resolve StudioおよびHyperDeck Studio Pro放送用SSDレコーダーが導入されたという。フェニックス衛星テレビは計6チャンネルの放送を提供し、全世界に2,500万人以上の視聴者を持っている。

フェニックス衛星テレビの北京放送局では、「鳳凰大視野(Panoramic Eyeshot of Phoenix)」、「錚錚三人行(Behind the Headlines with Wentao)」、「魯豫有約(A Date with Luyu)」などの人気番組を含む、ニュース番組以外の制作およびポストプロダクションが行われている。フェニックス衛星テレビは、そのプロモーションビデオやドキュメンタリーのプロダクション・バリューを高めることを目標とし、MacベースのDaVinci Resolveシステム2台を中心に据えた新しいカラーグレーディングルームを構築したという。

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また、北京放送局の4つのスタジオそれぞれにHyperDeck Studio Pro SSDレコーダーも導入された。コンピューターはThunderboltでUltraStudio Expressキャプチャー・再生デバイスへと接続され、カメラフッテージやプロダクションスイッチャーからのプログラムが収録されている。

フェニックス衛星テレビのエンジニア、リャン・ボジャン氏は次のようにコメントしている。

ボジャン氏:ポストプロダクションで使用するフッテージは、UltraStudio Expressで共有フッテージに直接キャプチャーしています。HyperDeck Studio Proは、バックアップの収録や、ポストプロダクションを放送局以外で行う場合に使用しています。SSDはどこにでも簡単に持ち運べますからね。

コンパクトで可搬性が高いので、HyperDeck Studio Proはスタジオ以外でも、屋外の制作現場や中継車でも使用しています。HyperDeck Studio Proレコーダーはノンストップ収録に対応しているので、テレビ番組の制作に最適です。フッテージはオープンファイルフォーマットで収録できます。収録が終わったら、ポストプロダクションのチームはSSDを取り出してSSDリーダーに入れるだけで、すぐに編集を開始できます。フッテージをコピーする必要がありません。

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