株式会社ニューテックは、InterBEE2015会期にあわせて2015年11月18日から20日までの3日間、40GbEを経由した4K映像の記録再生実働のデモンストレーションを実施する(ホール4/No.4002)。
最大4Gb/s超えの安定したデータ送出をストレージ全域で可能にするニューテック社製の最新NASサーバ「CloudyIII Plus」に高速ネットワークを組み合わせ、映像制作および放送業界に最適な大容量データを扱う運用環境として紹介する。
Windows Storage Server 2012R2ベースのCloudyIII Plusは、CALの制限に縛られずに複数ユーザーで映像データのファイル共有が可能で、またSMB3.0をサポートするクライアントOSと、RDMAをサポートするNICの組み合わせで高速データ移動・利用が容易に行うことができる。
今回のデモンストレーションでは、AJA Video Systems社の代理店でもある計測技術研究所の協力で、同社ブースに設置したワークステーションとニューテック社ブースに設置したCloudyIII Plusの間を40GbEで接続し、マルチフォーマットI/Oデバイス「AJA Corvid Ultra」を使ったリアルタイム4K映像のネットワーク越し記録および再生を行う。
同社ブースでは、CloudyIIIファミリー製品でストレージ部分だけを切り出した「CloudyIII X」、ペタクラスの共有ストレージ「CloudyIII 4U」といった高帯域の共有環境から、NVMe SSDサーバ、ストリーミングビデオプラットフォームなど、多様な作業環境に対応できる製品を揃えて展示する。
(山下香欧)