クリエイターが多く愛用する動画共有サービスVimeoは、4Kストリーミング再生ができる環境を準備していることを明らかにした。遅くとも2016年3月までに実現させる予定だとしている。現在Vimeoのサービスでは、プロフェッショナル会員向けとして4Kコンテンツをダウンロードできるまでとなっており、4Kコンテンツが視聴できるユーザーインターフェイスを持っていない。4K対応になれば、プレイヤー上で解像度を選ぶ際、YouTubeのようにクオリティメニューで4K解像度を選択できるようになると思われる。
同時にオンデマンドでも4Kコンテンツを扱えるようになることで、4Kコンテンツの販売やレンタルといったサービスが展開できる。
また、Vimeoではアダプティブストリーミング対応に向けて検証を進めており、早ければ来年早々にもiOSデバイス用に対応できるようになるという。AndroidデバイスやAmazon TV、RokuといったTVボックスにも順次対応していく予定としている。
(山下香欧)