Blackmagic Designは、ビジュアルエフェクト/モーショングラフィック作成ソフトウェアのフルバージョン「Fusion 8 Studio」パブリックベータ版を公開した。パブリックベータ版は同社のウェブサイトから無償でダウンロードできる。詳細確認とダウンロードはこちら

無償版Fusion 8のパブリックベータ版は、SIGGRAPH 2015でリリースされている。今回登場した有償のFusion 8 Studioパブリックベータ版では、無償版のすべてのツールに加え、オプティカル・ツールを使用したリタイミング、画像修復、カラースムージング、異なる画像間でのモーフィング、Ultra HD以上の解像度でのレンダリングなどが可能。さらに、2Dを3Dに変換するステレオスコピックツール、サードパーティ製プラグインのサポート、リモートスクリプティングを追加。Media ComposerのタイムラインからFusionを直接使用できるプラグイン、Avid Connectも搭載している。

Blackmagic DesignのCEO、グラント・ペティ氏は次のようにコメントしている。

ペティ氏:Fusion 8に対し非常に大きな反応をいただいています。今回登場したFusion 8 Studioによって、さらに多くのツールを使って最高品質の劇場映画、テレビ番組、コマーシャルが制作できます。特にエキサイティングなのは、他のエフェクト/モーショングラフィック・アプリケーションとは異なり、大規模なマルチユーザー環境にあるFusion 8 Studioユーザーが、追加費用なしで無制限のネットワーク・レンダリングを使用できる点です。これで今までにないスピードで作業を行えます。