ニコンから、待ち焦がれていたDX(APS-C)D300の後継機D500とともに、新しい製品ラインとしてアクションカメラが発表された。今回は後者を取り上げる。
発表された「KeyMission 360」は、ニコン初のウェアラブルなアクションカメラだ。360°全方位で4K UHDクオリティの映像を録画できる。カメラの前後両方にNIKKORレンズを搭載しており、片面で170°程度のFOVを持つ。水深30mまでの防水性能、耐衝撃、耐寒、防塵性能を備えている。全方位カメラとしてRICOHのTHETAがあるが、本カメラには多くの堅牢性と耐久性がみられる。Wi-Fi、BluetoothとNFCを内蔵し、接続したスマートフォン上の専用アプリSnapBridgeから手振れ補正の機能を有効にできるという。SnapBridgeは、ニコンが開発したBluetooth Low Energy対応の専用アプリ。
サイズはGoPro4 Sessionとほぼ同サイズだが、魚眼レンズのようにカメラ両面にレンズが飛び出している
価格については開示されておらず、発売は今春(3月~5月)を予定している。発売当時にはアクセサリーも一緒に揃うようだ。ブースでも実機はショーケース内での展示だけでハンズオン体験はできないようだが、詳細は展示ブースからのレポートに期待したい。
(山下香欧)