© LHF Productions, Inc. All Rights Reserved.

Blackmagic Designの発表によると、トロントを拠点とするポストハウスIntelligent Creaturesが、Gramercy Picturesの映画「エンド・オブ・キングダム」にFusion Studioを使用したという。さらに同映画のVFXプレート撮影にBlackmagic Cinema Camera、VFXプレートの変換にDaVinci Resolve Studioを使用している。

「エンド・オブ・キングダム」は、サスペンス・アクション・スリラー映画「エンド・オブ・ホワイトハウス」の続編。イギリス首相の葬儀がテロ組織のターゲットとなり世界のリーダーたちは襲撃され、首都が破壊され、恐ろしい未来のビジョンが明らかにされるというストーリー。アメリカ大統領をアーロン・エッカート、敏腕のシークレット・サービス・エージェントをジェラード・バトラー、人を信用しないイギリスMI-6エージェントをシャーロット・ライリー、アメリカ副大統領をモーガン・フリーマンが演じている。

160316_LHF_1

© LHF Productions, Inc. All Rights Reserved.

合成スーパーバイザーのエリック・ドワロン氏、VFXスーパーバイザーのジェフ・D.E.・スコット氏の指揮のもと、Intelligent Creaturesチームは「エンド・オブ・キングダム」用にジェット機エアフォースワン、ヘリコプターのマリーンワンなどが登場するVFXシーケンスを作成した。Intelligent CreaturesはFusion Studioを使用して、プラクティカル・エフェクトとCGをミックスし、同映画の興奮を作成・強調した。

ドワロン氏:ヘリコプターのシーケンスを作るのは、いろいろなVFXエレメントから構成されていて面白かったですね。いくつかのショットは実際にヘリコプターの中で撮影されたものでした。グリーンバックで撮影した素材もありましたが、他はすべてフルCGです。Fusion Studioの合成機能とプロジェクションマッピングを使用することで、プラクティカル・エフェクトとビジュアル・エフェクトの世界をブレンドすることができました。

一番大きなシーケンスは、マリーンワンが撃ち落とされて建物に突っ込み、ロンドンを象徴するハイド・パークで止まるシーンですね。グリーンバックの映像で始まりますが、最後はすべてCGです。完成までに数か月かかりましたが、Fusion Studioのスピードには驚かされました。他のツールだったらはるかに長い時間が必要だったと思います。Fusion Studioはノードベースの構造なので、数百に及ぶVFXエレメントを簡単に管理できました。多くの修正も苦労なく実行できました。

160316_LHF_6

© LHF Productions, Inc. All Rights Reserved.

Intelligent Creaturesチームは、ロンドンのストリートの撮影にはBlackmagic Cinema Cameraを使用し、DaVinci Resolve StudioでVFXプレートをインジェストした。

スコット氏:最も白熱するシーケンスでは、ロンドンの主要ストリートのすぐ上空にヘリコプターを飛ばせる必要がありました。このシーンは、安全上の理由からプラクティカル・エフェクトは不可能です。Blackmagic Cinema Cameraを持って、屋根から屋根へと移動し、VFXプレート用のフッテージを撮影しました。“本物の”シティーを撮るためです。