一般スマホユーザーが撮る映像をマルチカメラソースとしてライブ動画配信が行えるiOS用無償アプリ「VIDEO Clipper(ビデオクリッパー)」がフェイスからリリースされた。
VIDEO Clipperは、コンサートなどのイベントにおいて、複数のユーザーが様々な場所からアプリ内カメラで撮影したものをリアルタイムで配信するサービス。視聴者側は、参加ユーザーが撮影した全ての映像を好みのアングルに切り替えながらライブ視聴し、コメントを投稿することができる。
フェイスは今回、アプリサービスの事例づくりとして、クラムボンのライブツアー「clammbon 2016 mini album 会場限定販売ツアー」と提携し、3月17日以降に行われる全10公演で、来場者はライブ中の模様の一部をVIDEO Clipperで撮影することができるようにした。撮影映像は「VIDEO Clipper」アプリ内で一般公開される。ライブ配信終了後は、アーカイブとして7日間、会場外でもクラムボンのライブをマルチアングルで楽しむことができるという。本イベントの詳細はこちら。
フェイスは、携帯電話の「着信メロディ」を開発し世界に広めたグローバル企業。音楽コミュニケーションを得意とし、日本コロムビアを傘下に、コンテンツ流通のしくみを創造する立場から、技術ライセンスの展開に取り組んでいる。
(山下香欧)