国際的放送機器展と併催される4K4CharityFunRun(4Kチャリティラン)が、今年もNABとともに開催され、35,500ドル以上の寄付金が集められた。ランナーの参加費は全て、難民支援国際団体のMercy Corpsと、NAB開催場所のラスベガスにあるホームレスや虐待を受けた女性と子供たちに安全な避難場所を提供する慈善団体The Shade Treeに寄付される。
同大会はIBC2014から始まって今回で5回目となり、毎回参加者数を伸ばしている。今回は550人を超える参加ランナーが集まり、大きなチャリティランイベントと成長した。会場はラスベガスのマッカラン国際空港に近いサンセット・パーク内で、NAB出展社や来場者を対象とした4kmファンランとなっている。
主催のエレメンタルテクノロジー社からの報告によれば、今回は協賛社数も増え、ドルビーラボラトリーズ、Aspera、EVS、Vertimatrixといった技術パートナー社に加え、ソニー、コムキャストなど合わせて11団体が協賛社としてイベントに参加した。またこの秋に開催するIBC2016に併せ、次期チャリティラン開催の準備が進められており、7月15日まで協賛社を募集している。
(山下香欧)