ソニーは13日、東京・銀座にあるソニービルをリニューアルするプロジェクト「銀座ソニーパークプロジェクト」を発表した。現ソニービルを来年3月31日に閉鎖し、地上部分を解体する。東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年まではイベントなどに使える広場として開放し、その後、新ソニービルを建設する予定。

1966年に竣工したソニービルはショールームとして使われ、ランドマーク的な存在として知られている。ビルは駒沢公園体育館などを手がけた芦原義信氏によるもので、哲学を持って建てられた代表的建築物のひとつという。

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1966年4月オープン当時。晴海通りと外堀通りの交差する場所にあり、待ち合わせ場所としても知られる。Sony BuildingのWebページより引用

来年3月に閉館したあとに地上部分を解体し、跡地は「銀座ソニーパーク」として、2020年まで音楽のコンサートやスポーツのパブリック・ビューイングなどのイベントに使える広場として活用していく計画だ。地下部分は改装のみで、2018年夏から営業を再開する。

(山下香欧)