Blackmagic Designの発表によると、バングラデシュのチッタゴンに拠点を置くプロダクション/ポストプロダクションのNahidRains Picturesが、Blackmagic Design URSA、Blackmagic Production Camera 4K、Blackmagic Cinema Camera、Blackmagic Pocket Cinema Camera、DaVinci Resolve Studioを使用して、バングラデシュのテレビネットワークBangladesh Television(以下:BTV)系列のチャンネル用に番組制作を行ったという。
BTVチッタゴンは、BTVのローカル番組制作とローカル視聴者への放送を目的とした、チッタゴンにおけるBTVのサブセンターとして始まった。しかしベンガル政府は、同センターを国中の視聴者に対して近代的な番組を放送する新しいデジタルビデオチャンネルにすることを決定し、番組を制作するためにNahidRains Picturesが選ばれた。
NahidRains Picturesは、Blackmagic Cinema CameraおよびBlackmagic Production Camera 4Kを屋内スタジオでの撮影に使用しており、それらのほとんどはクロマキーに使用される。URSA、そしてBlackmagic Production Camera 4Kがドラマシリーズや大規模な制作に使用されている一方、狭いスペースでの撮影などには複数のBlackmagic Pocket Cinema Cameraが使用されている。
NahidRains Picturesは、チッタゴンの6,000平方フィートにおよぶ敷地内のオフィスに、10部屋の4K編集専用スイート、6部屋のDaVinci Resolve Studioカラーグレーディンススイートを擁しており、そのすべてにBlackmagic Design DeckLink 4Kキャプチャー・再生カードを装備している。
NahidRains PicturesのCEOであるナヒド・M・ヘラル氏は、DaVinci ResolveがNLEエディターに変貌したことを受け、既存の編集スイートをすべてDaVinci Resolve Studioへと置き換えているという。
ヘラル氏:すべてのカラーグレーディング作業をDaVinci Resolve Studioで行っています。また2人の所属エディターたちはDaVinci Resolve Studioで編集作業も行っています。すべてのDaVinci Resolveスイートは、それぞれ3枚のNVIDIA GTX 980ti GPUを搭載しており、非常に効率的に動作します。DaVinci Resolveは進化を続けていますが、すべてのカラリスト、エディターたちにそのパワフルな性能と機能を実感して欲しいですね。