ケーブルチャンネルの「ケーブル4K」は、8月11日と15日に初の4K中継放送を実施する。ケーブル4Kは、一般社団法人日本ケーブルテレビ連盟が主体となって、全国のケーブル局が制作した4K番組を統一編成し放送しているチャンネル。全般の運営は日本デジタル配信株式会社、送出の運営はジャパンケーブルキャスト株式会社が行っており、昨年12月1日より放送を開始した。現在、ケーブルテレビの57社が放送している。

8月11日の放送は長野県松本市から、8月15日の放送は徳島県徳島市から実施される。11日と15日はそれぞれ、「1日まるごと長野Day」「1日まるごと徳島Day」と題して、両県の自然をテーマにした作品を終日放送する。長野県での中継は、「山の日」記念全国大会の記念式典・記念行事の模様や、標高3180mの槍ヶ岳山頂からの映像をテレビ松本ケーブルビジョンが配信する。この配信を受けて、ケーブル4Kは9時から15時の間を生中継する。15日の徳島県の生中継は「阿波踊り」がメインとなる。「とくしま4Kフォーラム実行委員会」がケーブルテレビ徳島と共同し、テレビ鳴門の協力を得て同日6時～24時の間、阿波踊りの生中継を中心に放送する。

（山下香欧）