先日のLG電子からの新アクションカメラ「LG Action CAMLTE」に引き続き、小米科技(Xiaomi:シャオミ)から発売している新しい4Kアクションカメラ「YI 4K」を紹介する。
サイズ65mmx42mmx21mm、重さ95g(本体のみ)
GoProにかわって、シャオミが4K対応カメラの次世代版を先行発売したといっても過言ではない。シャオミは「中国のApple」と言われ、LG、HTC、サムスンなどのハイエンドブランドと競合するスマートフォンを市場に出していることで知られている。
5月に発売開始されたYI 4Kカメラは二世代目モデル。2015年後半に登場した一世代目は、先端的な技術も見られなくそれほど注目されなかった。二世代目は、GoPro HERO4 Black Editionが採用しているプロセッサおよびCMOSセンサーの次世代版を採用し、またバッテリー持続時間も2時間(4K30p連続撮影した場合)と、対比2倍に伸ばしている。そのほかにも高速起動、ジャイロ/加速度計、デュアルマイク、スローモーション撮影、レンズ歪み補正、電子手振れ補正(4Kまたは1080p@120fpsには非対応)等GoProカメラにはない機能を持ち合わせている。拡張メモリには128GBのmicroSDカードが利用できる。
レンズ歪み補正
アクション収録サンプルビデオ
動画は4K(3840×2160)@30fps(25fps)、1080pで120fps、720pで240fps撮影が可能。静止画は12M(4000×3000)まで。タイムラプス、バースト高速連写などに対応。さらに最大の強みは、2.19インチのRetinaタッチスクリーンディスプレイを背面に持っていることと、Wi-Fiを搭載していることが上げられる。また第二世代のカメラは、初代モデルのマウント、ハウジングや自撮り棒がそのまま利用できる。
価格は米国で249ドル(GoPro HERO4 Black Editionの約半分の価格)
カラーはブラック(ナイトブラック)、ホワイト(パールホワイト)、ピンク(ローズピンク)の三色
タイムラプスサンプルビデオ
(山下香欧)