Harmonicは、2016年9月9日~13日にオランダ・アムステルダムRAIにて開催される放送機器展「IBC 2016」に出展する(ホール1/ブースNo.1.B20)。同社ブースでは、クラウド・ネイティブソリューションや、360°バーチャルリアリティ視聴体験、UHD HDRワークフローなどを紹介する。主な出展内容は下記の通り。
以下、プレスリリースより引用
■業界をリードするビデオ品質と加速するOTT向けの開発
ITを中心としたインフラ活用へのシフトを的確に捉えた新製品、クラウドネイティブのVOS™ソリューションを展示します。VOS CloudおよびVOS 360(www.vos360.tv)。Harmonic社のブースを訪問された方には、クラウドDVRやパッケージ・オンザフライに代表されるクラウドベースのメディアプロセスソリューションやサービスが可能にする収益機会の概略をご覧いただけます。
また、Harmonic社はUHD HDRワークフローおよびOTTワークフローのための新しいビデオ品質の評価技術を展示します。Harmonic社のPURE Compression Engine™を搭載した技術は、非常に優れたユーザーエクスペリアンスを可能にします。幅広いポートフォリオを持つHarmonic社は、ライブ配信のためのエンド・トゥー・エンドなワークフローやHDRを使用したVOD UHDコンテンツを提供する唯一の企業です。
■コンテンツのローカライズと収益性の向上
広告挿入、ネットワークエッジでのプレイアウトや番組差し替えにより、有料テレビ事業者は地域化やコンテンツの収益化を配信ワークフローとして行うことができますProView™統合レシーバデコーダ(IRD)およびFUZE-1™ プレイアウトサーバーにより、衛星やインターネットを通じて非常にフレキシブルに配信することができます。
■バーチャル・プレイアウトおよび配信
IBC2016でHarmonic社は、バーチャル・チャンネル・イン・ア・ボックス(仮想化対応のオールインワン送出ソリューション)、ABRエンコードおよびパッケージングを含めた新しいバーチャル・プレイアウトソリューションであるSpectrumメディア・サーバー・ファミリーを展示します。
■360度バーチャルリアリティ視聴体験
Harmonic PURE Compression Engine™によるUHDエンコーディングを使用して、Harmonic社およびパートナー企業は360度のバーチャルリアリティ(VR)視聴体験を展示します。UDH配信を使用すると、放送品質のHD画像への対応が可能になり、VRソリューションの品質も向上します。
VRデモンストレーションに加え、Harmonic社ソリューション&ストラテジー部門のティエリー・フォティエが9月10日(土)10:45より行われるIBC講演セッション、「VRおよび360度メディアについて」(Exploring New Ideas in VR & 360 Immersive Media)において、「ライブ配信におけるVRビデオ・エコシステム」という論文を発表します。