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Facebookはソーシャルの場を活用して、スポーツファンが気軽にライブ視聴できる機会を着実に広めている。最近行ったのは、USAバスケットボールがリオオリンピック前に開催した大会試合のライブ動画公開だ。プロバスケットボールリーグのNBAとUSAバスケットボールの公式Facebookページ上で、Facebookライブによる生放送を行った。
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NBA TVのオンラインでも有料で同大会の模様をライブ放送していたが、Facebookは、いいね!で各公開ページのファンになれば、誰でもアクセスして視聴可能だ。
今回は、ソーシャルコミュニティのプラットフォームとスポーツコンテンツを結びつける実証的な試みであるが、Facebookで行われた9試合の生放送は700万ものPVを達成できたという(PVはビューイングセッションが3秒以上あったものを計算している)。最高のビューイング数があった試合は7月24日の対中国戦だった。
Twitterもライブ配信を行うプラットフォームを持っているが、目的の生放送を探す時間を要する。対してFacebookは、たとえばUSAバスケットボールの公式ページでファンとなれば、ニュースフィードに、視聴可能なビデオコンテンツがラインアップされる。現在のFacebookライブにはインタラクティブな機能があり、ビューワー側はリアルタイムでコメントを投稿でき、様々な表情の顔アイコンを飛ばせるようになっている。配信側としても、劇場で拍手を受けるように、リアルタイムで視聴者のリアクションをつかむことが可能となっている。
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PGAツアーでも、バークレイズとドイツ銀行選手権のオープニングラウンド中の2試合を、TwitterとFacebook上で14時間のライブ動画配信を行う試みを実施する。加えて、選手も競技中にFacebookライブや写真を投稿することが許されているという。ちなみに英Perform GroupがPGAツアーのオンライン配信の権利を獲得しているため、Perform Groupが日本国内で開始したDAZNサービスでも、選手権の模様をライブで視聴を行える。Facebookライブは、バークレイズは8月25日と26日で実施され、今後ドイツ銀行選手権は9月2日、3日(アメリカ東部標準時8時30分から90分)の2日間で実施される予定だ。
(山下香欧)
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