米Googleから、米国の国立公園をバーチャルツアーで探検できる「The Hidden Worlds of the National Parks」が公開されている。これは、米国国立公園局(National Park Service)が8月25日に創立100周年を迎えたこととタイミングを合わせたかたちとなっている。
PCのブラウザより
ハワイの火山やヨセミテ、グランドキャニオンといった、映像で観られる知名度のある場所から、ニューメキシコ州のカールズバッド洞窟群、ユタ州のブライスキャニオン、そしてフロリダのドライ・トートゥガスといった、“身近な場所ながら訪れたことがない”という国立公園を、一般のレンジャーのガイドで一緒に探検できる。仮想環境に身を浸りながら、ハワイの活火山を上空から観たり、ドライ・トートゥガスのサンゴ礁をシュノーケルしたりと、楽しめる。
バーチャルツアーはPC上のほか、Googleのアート&カルチャーアプリ(Google Arts&Culture)か、エクスペディションアプリという教育プログラムで利用可能なアプリ上から視聴するのが効果的だ。後者は、学校の授業などで教育者がガイドとなって世界の各地をツアーするという教育ツール。すでに200ヵ所以上の場所を3D映像化しており、Google CardboardでVR体験が行えるようになっている。
(山下香欧)