Profotoは、Sonyとのコラボレーションを発表。SonyはProfotoに対して特定のILC(レンズ交換式カメラ)製品の技術仕様書の使用を許可することにより、ProfotoのストロボおよびライトシェーピングツールとSony ILC製品の互換性が最適化される。また2017年初頭には、Sony社製カメラのホットシューに取り付け可能な小型無線トランスミッター「Profoto Air Remote TTL-S」を発売する。
Profoto Air Remote TTL-Sは、Profoto製ストロボPro-10、D2、B1、B2でTTLとHSSを完全リモート操作可能。TTLモードでは、被写体にカメラを向けシャッターを切るだけで、Air Remote TTL-Sがストロボと通信し、自動的に露出が得られる。ハイブリッドモードでは、TTLで自動的に得られた設定値をそのまま引き継ぎ、TTLモードからマニュアルモードに切り替え可能。AIR互換のあらゆるProfotoストロボのシンクロとマニュアルコントロールにも使用可能だ。特許申請中のProfoto HSSは、カメラと全速同調し、一貫性を実現。2.4GHZ帯の無線通信で最大300mの範囲で操作可能。ファームウェアアップグレード用USBポートも搭載している。カメラ対応機種は以下の通り。
■カメラ対応機種
- Sony α7 II
- Sony α7R II
- Sony α7S II
- Sony α99 II
ProfotoのCEOであるAnders Hedebark氏は次のようにコメントしている。
Hedebark氏:Sonyは常に世界最先端の画期的なデジタルイメージングを提供する企業です。そのような先進企業とProfotoが提携関係を築けたことを誇りに思います。写真機とライトシェーピングの分野で業界を代表するリーダー企業2社のコラボレーションにより、世界最高峰の技術を持ち最も意欲的なフォトグラファー向けに独自のプラットフォームが生まれ、将来のイノベーションが実現されます。そのための第一歩として、Sony αユーザー待望のProfoto AirTTLを発表いたします。