日本テレビ放送網と住友商事が番組制作に携わったコメディードラマ「J.K.K(Jenaka Kampung Kalut:ハチャメチャ村)」のシーズン2が、11月20日からマレーシアの地上テレビ放送局「TV3」で放送される。

同番組は、マレーシアの大手メディアグループMedia Primaの子会社である番組制作会社Primeworks Studiosと、同地上波放送子会社Sistem Televisyen Malaysia Berhad(TV3)と共同で企画・制作したもの。日本テレビと住友商事、Primeworksは2014年、2015年に日本を紹介する旅番組を共同制作している。今回その実績がTV3で評価され、同局での放映が決定した。

J.K.K番組制作は、総務省「放送コンテンツ海外展開総合支援事業」の一環として採択されているため、日本の魅力ある商品・サービスの海外需要開拓を目指すクールジャパン機構事業や地方創生等に沿って取り組んでいるという。

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シーズン1は現地で人気を博しており、期待のシーズン2では新たに日本人の配役が加わったほか、日本産品や日本各地が紹介される。全13話のうち3話は日本(愛媛・長野・東京)で撮影される。クアラルンプールで10月にオープンする「ISETAN The Japan Store」とコラボレーションし、クールジャパン機構事業の一つとして日本商品の販売を行っていくという。そのほかの現地店舗や通販サイトでも「J.K.K」で紹介した商品を視聴者が現地で簡単に購入できる仕組みを作り、商品のアウトバウンド効果の向上を図る。また商品の生産地である愛媛県や長野県でロケを行うことで、インバウンド観光の促進を目指していく。

(山下香欧)