パイオニアは、内蔵型Blu-rayドライブの新モデル「BDR-S11J-BK」と「BDR-S11J-X」の2機種を2月下旬より発売する。価格はオープン。両モデルとも、内蔵型BD/DVD/CDライターとして、Ultra HD Blu-ray(UHD Blu-ray)の再生に、世界に先駆けて対応した(2017年1月24日現在、同社調べ)。
インターフェイスにはSerial ATA Revision 3.0を使用する。対応OSはMicrosoft Windows 10のみ。推奨PC仕様は、第7世代のCore i7/i5プロセッサ(KabyLake-S/H)と、メモリーは6GB以上となっている。グラフィックスカードにはHDCP 2.2/HDMI 2.0a出力が必要。
UHD Blu-rayが再生可能なほか、BDディスク(1層:25GB/2層:50GB)、BDXLディスク(BD-R XL:3層100GB/4層128GB、BD-RE XL:3層100GB)への記録と再生が行える。記録速度は、BD-Rディスク(1層:25GB)で最大16倍速、読み出しではBD-ROM(1層)で最大12倍。
また、オーディオCDのデータを忠実に読み取る「PureRead(原音再生)」の再読み取り性能を向上させた「PureRead4+」、リアルタイムでデータ補間の発生頻度を抑える「RealTime PureRead」など、PCで音楽を楽しむための機能も充実させたという。
BDR-S11J-X:外形寸法 幅148mm×高42.3mmx奥行181mm、重さ740g
BDR-S11J-Xは、オーディオCDの再生品質チェック機能を搭載している。本機で再生するオーディオCDの再生品質をチェックして、4段階(A~D)で表示し、低い品質レベル(C、D)の場合には、本機の設定変更をはじめとする対処方法を表示する。またオーディオCDのすべてのデータをチェックする“フル設定”と、短時間でデータをチェックする“クイック設定”の選択が可能。そのほかにDVD-Videoの画質を、フルHD画質(1920×1080p/60fps)にアップスケールする「アップスケーリング」機能を持つ。
このほか、Blu-ray 3D再生や2D映像を3Dに変換して再生できる動画再生ソフト「PowerDVD14」や、動画編集ソフト「PowerProducer 5.5」、ライティングソフト「Power2Go 8」が付属される(どれもCyberLink製)。
(ザッカメッカ)