Blackmagic Designは、同社の放送用カメラ「Blackmagic Studio Camera」2モデルがAC電源専用モデル(バッテリー運用なし)となったことを発表。これにより同カメラの価格が値下げとなった。新価格はHDモデルが$1495(国内:税抜169,800円)、Ultra HDモデルのBlackmagic Studio Camera 4Kが$1,695(国内:税抜192,800円)。

ライブプロダクションでは、AC電源に接続使用することが多いため、ユーザーからのバッテリー駆動ではなく、AC電源専用モデルが欲しいというフィードバックに応える形で今回の開発が行われた。大きな内蔵バッテリーはカメラの価格を上げるだけではなく、ロケ地での撮影のためにカメラを航空輸送する際にも悩みの種となっており、バッテリーがカメラから取り除かれたことで、どこにでも輸送できるようになったとしている。

前モデルと同様、新しいBlackmagic Studio CameraはあらゆるATEMスイッチャーからリモートコントロールが可能。新製品のATEM Television Studio HDは、トークバックコンバーターを内蔵しており、新しいBlackmagic Studio Cameraと共に使用するのに最適で、高価なトークバックコントローラーを別途購入する必要がないのが利点だとしている。