Twitterが所有するPeriscopeは昨年10月に、スマートフォンカメラだけではなく、外部カメラからTwitter上にライブキャスティングができるソフトウェアツール「Periscope Producer」の提供を開始した。
Bloomberg、Dior、PBS NewsHour、WildEarthなどのパートナーから一斉にグレードアップした品質のライブキャストが始まり、現在はPeriscope Producerを使ったライブイベントの配信は、リリース当時の2倍に拡大しているという。
今回、このアプリを使わずにダイレクトに外部カメラなどからライブキャストが行えるAPIがリリースされた。このAPIでは、サードパーティアプリケーションがPeriscopeアカウントの認証、ストリームの設定、ブロードキャストの開始と停止、Twitterへのライブ公開が可能になる。APIでPeriscopeとシームレスに接続できるようになったパートナーは、LiveStream(Mevo)、Switchboard Cloud、Telestream(Wirecast)、Teradek(VidiU)の4ソリューションが揃う。そして近々、が対応できるとしている。
Mevo。コンシューマー向けながら、4Kセンサー、150°視野角を持つ。Mevoスマートフォンアプリよりパネルタッチでカット、ズーム、パンが行える優れもの
自社のハードウェア、ソフトウェア、カメラ、WebサービスからTwitter上でライブキャスティングができるようにするAPIを入手・開発したい場合、こちらからPeriscope API Private Betaの申し込みができる。
なお、対抗馬のFacebook Liveとのスペック比較をするならば、Periscopeでのライブのビットレートは800kb/s(Facebook Liveは4000Kbps)、解像度は960×540/30fps(Facebook Liveは1280×720/30fps)。
(ザッカメッカ)