英Timecode Systems社は、2017年4月22日から27日(米国時間)の期間中に米国ラスベガスで開催されるNAB2017に出展する(セントラルホール/C2746)。詳細は以下の通り。

■新しいVR同期ソリューションで360°撮影のプロフェッショナルワークフローを実現

GoPro専用タイムコード同期アクセサリー「SyncBac PRO」と、iOS/Androidプラットフォームでリリースされている「BLINK Hub app」を組み合わせ、VRリグに取り付けた複数のGoProのタイムコードを同期させるソリューションを披露。これにより、360°コンテンツを制作する際のフッテージにタイムコードがなかったり、マルチストリームを手動で同期させなければいけない手間を解決できるようになる。

■BLINK Hub Appを使用してVRリグをタブレットから遠隔操作

BLINK Hub appは、新アップデートで高度にカスタマイズされたVR機能を搭載。リグに取り付けられた複数台のGoProを1台のカメラとしてシンプルに取り扱えるようになる。スマートフォンやダブレット、Macの画面上からすべてのカメラの映像、監視、制御を集中管理することで、球状に並べられた6台または24台のカメラを使用してVR撮影を迷うことなく行えるとしている。

Timecode Systems社最高経営責任者(CEO)のPaul Scurrel氏は次のようにコメントしている。

Paul Scurrel氏:2017年のTimecode SystemsはVRに注力します。われわれがマルチカメラ制作チームで既に実現してきた効率化とコスト削減を360°撮影にももたらします。われわれはSyncBac PROの発表により、GoProのフッテージをプロダクションワークフローに円滑に統合する方法を制作チームにもたらしました。今回、同じことをVRに対し行います。それが実現すると、映画プロダクションや放送プロダクションで360°映像が利用される機会は著しく増えるでしょう。