アビッドテクノロジー株式会社は、マイクロソフトとメディア&エンターテインメント業界向けにクラウドベースソリューションおよびクラウドサービスを共同で開発、市場開拓するための戦略的提携契約を締結したと発表した。

同契約の一環として、アビッドはプリファードクラウドホスティングプラットフォームとして、Microsoft Azureを選択。メディア向けに設計されたオープン性を誇る統合プラットフォームAvid MediaCentral Platformで稼働するSoftware-as-a-Service(SaaS)およびPlatform-as-a-Service(PaaS)製品を開発、販売していくという。

アビッドの代表取締役および最高経営責任者ルイス・フェルナンデス・ジュニア氏は次のようにコメントしている。

ジュニア氏:アビッドでは、マイクロソフトとの戦略的クラウド提携の締結を大変喜んでいます。業界にとって重要な、Avidユーザーにはさらに重要なものになると信じます。この技術的、商業的コラボレーションの底深さと幅広さは、両社共通のお客様に大きな価値をもたらし、クラウドの有益な活用をサポートします。

マイクロソフトのクラウド&エンタープライズ・グループ担当エグゼクティブ・バイス・プレジデントScott Guthrie氏は次のようにコメントしている。

Guthrie氏:アビッドの顧客ベースである業界の卓越したグローバル・メディア企業および制作プロフェッショナルの皆様と、アビッド独自のプラットフォーム方式や幅広い知識、そして当社のパワフルなAzureクラウド・プラットフォームが組み合わさったこのユニークな提携が、メディア業界をクラウドへ導いていくと信じています。マイクロソフトは、メディア&エンターテインメント業界のマーケット・リーダーとのコラボレーションを嬉しく思うと同時に、2社は、インテリジェントでメディアに長けたクラウド・ソリューションにより、業界にとって力強いものを生み出していくと強く感じています。