ニコンが8月24日に発表した、45.7MP裏面照射型センサーを搭載した一眼レフカメラD850と並んで紹介されたフィルムデジタイズアダプター「ES-2」は、アナログからデジタル変換する便利なアクセサリーだ。D850にはニコンとして初めてネガティブデジタイザーモードが搭載されている。この機能を活かせば、35mm判ネガフィルム(カラー・モノクロ)も自動的にポジ反転して4544万画素(記録画素数)のJPEG画像として保存できる。

フィルムデジタイズアダプターES-2をD850に装着したAF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDなどのレンズにセットし、フィルムをセットしたストリップフィルムホルダーFH-4またはスライドマウントホルダーFH-5(いずれもES-2に付属)を取り付けて撮影する。

ニコン曰く、フィルムスキャナーを使うよりも短時間で簡単に作業ができ、さらにデジタイズ中でも、D850を大画面テレビとHDMIケーブルで接続すれば、古いフィルム画像を大勢で楽しむこともできるとしている。

ES-2の発売予定は11月。オンラインショップ・ニコンダイレクトではES-2本体とホルダーおよびアダプターがセットになって税込19,440円で販売される。

ちなみにD850のカタログ資料は90ページにも及ぶ。D5/D750/D850モデル仕様比較表など、内容の濃い資料だ。

(ザッカメッカ)