パナソニックとNTTグループ4社は9月16日、大阪市立吹田サッカースタジアムで開かれるイベント「吹田スタジアムフェスタ2017」(主催:株式会社ガンバ大阪、吹田市)にて、ガンバ大阪がスタジアムから離れて開催するアウェイ戦を、大型スクリーンに投影する「高臨場感パブリックビューイング」を行う。本イベントの開始は18時より。

今回のスタジアムを活用した「高臨場感パブリックビューイング」は、今後のサービス化に向けての実証実験で、遠征試合をしているスポーツチームの試合の模様を、地元スタジアムでも迫力あるパブリックビューイングで楽しんでもらうもの。

本実証実験では、パナソニックは高輝度プロジェクター、パブリックビューイング実況中継カメラ、屋外大型ラインアレイスピーカー、720インチスクリーンを揃える。NTTグループはネットワークインフラおよび傘下のNTTぷららは、大型ビジョンやサイネージ向けコンテンツの制作・運用を行う。NTTグループが提供する映像伝送サービスを利用して試合映像をリアルタイム伝送し、スタジアムに設置するパナソニック製の高輝度3万ルーメンのレーザープロジェクターによって、国内最大級の幅16メートル×高さ9メートル(720インチ)のエアスクリーンに映像を投影する。加えて、大音響スピーカーで吹田スタジアム向けの特別解説とともに臨場感ある試合の歓声をスタジアムに響き渡らせることで、まるで目の前で試合が行われているような大迫力のパブリックビューイングが体験できるという。

空気で自立する移動型大型スクリーン

パナソニックとNTTは先般に、「映像サービスの革新」や「ユーザーエクスペリエンスの進化」を目指した業務提携を発表しており、相互に技術を提供し、映像エンターテインメント分野やセキュリティ分野において新たなサービスの共同開発を実現していくという。

(ザッカメッカ)