GoProは、4K60p、1080p240のビデオスタビライゼーション「HERO6 Black」を2017年9月25日に発売開始した。希望小売価格は税込59,000円。

HERO6 Blackで撮影した映像は自動でビデオを作成するアプリケーション「QuikStories」に転送され、ショートビデオとして自動編集し、シェアが可能。ダイナミックレンジと低光量の環境下でのパフォーマンスが進化したほか、デジタルズーム機能が追加された。

GoProのために開発されたGP1プロセッサは、HERO5 Blackの2倍のフレームレートでの撮影のほか、画質の進化、ダイナミックレンジ、低光量でのパフォーマンスの向上、これまでのHEROシリーズより強化したビデオスタビライゼーションを可能にしているという。また、GP1プロセッサにより視覚情報処理能力と機械学習能力が向上。情景とセンサーデータの解析が行え、QuikStoriesで動画を作成する際にも、撮影されたフッテージの中から最高の瞬間をより的確に選び出すことが可能だとしている。HERO6 Blackの主な機能は以下の通り。

(以下、プレスリリースより引用)

  • GoProのためにカスタムデザインされたGP1プロセッサ
  • 4K60、1080p240ビデオ
  • QuikStories、GoPro Appとの互換性
  • 最新鋭のビデオスタビライゼーション
  • 新搭載のタッチズーム
  • 10m防水
  • Karmaをはじめ、既存のマウントとの互換性
  • ダイナミックレンジと低光量時のパフォーマンスの進化
  • RAW及びHDR Photoモード
  • 10ヶ国語対応のボイスコントロール
  • GPS、加速度計、ジャイロスコープ
  • WiFi+Bluetooth

※5GHz WiFiが追加され、スマートフォンへの転送速度が約3倍に向上しておりますが、日本国内では5GHz WiFiには対応しておりません。今後の対応については未定です。

また、新しいマウント・アクセサリーも同時に発表された。ポケットに収まるサイズで、三脚にもなるエクステンション・ポール「Shorty」や、水に浮くハンドグリップがアップデートし、クイックリリースマウントを採用する「The Handler」、汎用性の高いバイトマウントと簡単に装着できるフロート、POVショットに最適な「Bite Mount +Floaty」など。

エクステンション・ポール「Shorty」

「The Handler」

「Bite Mount+Floaty」

GoProの創業者兼CEOのニコラス・ウッドマン氏は次のようにコメントしている。

ニコラス・ウッドマン氏:HERO6が可能にした新次元の画質とイメージスタビライゼーション、そしてQuikStoriesとの連携の進化によって、自身のストーリーをスマートフォンを使ってより簡単に、より素晴らしい映像で語ることが可能となりました。思い切り楽しんで、それをシェアするのにGoPro以上に適した物はないでしょう。