左:マルチフォーマットスイッチャープロセッサー「XVS-9000」、右:コントロールパネル「ICP-X7000」

ソニーは、スポーツイベントや番組向けの4Kライブ映像制作に対応した、マルチフォーマットスイッチャープロセッサー「XVS-9000」を2018年秋に発売する。希望小売価格は税別6,500万円。

XVS-9000は、4K映像データを1本の同軸ケーブルで伝送可能な映像インターフェース12G-SDIに対応。4K信号で最大80入力および40出力HDで、160入力および80出力に対応し、スポーツイベントや番組の4Kライブ制作への活用が可能。入出力ボードを組み合わせた運用により、IPと12G-SDIを混在したシステム構築も可能だ。

IPおよび12G-SDIの双方のインターフェースに対応予定の機種は、XVS-9000に加えて、XVS-8000を始めとしたXVSスイッチャーシリーズや、4K/HD対応システムカメラHDC-4300用のベースバンドプロセッサーユニットBPU-4500、マルチフォーマットAVサーバーPWS-4500などが2018年春以降、順次対応予定。