グラスバレー株式会社は、ノンリニアビデオ編集ソフトウェア EDIUS 9の最新バージョン9.2をリリースした。最新バージョンは同社Webページにて無償でダウンロード可能。

同バージョンでは、GV STRATUSビデオプロダクション&コンテンツマネジメントシステムとのさらなる連携と、HDR映像を効率良く編集するための新機能などが含まれている。同アップデートで追加された主な機能は以下の通り。

(以下、プレスリリースより引用)

  • HDR編集に対応した新しいビデオスコープ(“nits”表示、RGBパレードの追加など)
  • カラースペースリストの編集機能
  • カラースペースの追加(ARRI – ALEXA Wide Gamut/Log C ,DJI – D-Gamut/D-Log)
  • EIZO 4K HDRモニターコントロール EDIUSターンキーのみ
  • MyncのHDR対応(プレビュー、ストーリーボード編集,エクスポート)
  • Canon Cinema RAW Lightデコードパフォーマンスの向上
  • Apple ProRes MXFインポート
  • Sony VENICE RAWインポート
  • Matrox IO hardware driver v8対応

グラスバレー株式会社 Editing Systemsバイスプレジデント&ジェネラルマネージャー 竹内克志氏は次のようにコメントしている。

竹内氏:EDIUSはノンリニアビデオ編集ソフトウェアの業界標準となりましたが、放送業界のトレンドやテクノロジーを見据えた改善を継続的に行っています。10年以上に渡り蓄積された開発力とアップグレードにより、他のどの編集ソフトウェアよりも高い解像度、フォーマット、フレームレートをサポートし、業界で最も汎用性の高い編集ソリューションとしてEDIUSの地位を確固たるものにしました。